2009年6月10日水曜日

ピアノの思い出・・・


時の人、辻井伸行さんの映像をYou Tubeで見ました。すごいとしか言葉はありません・・・関連動画が次々と出て来るので、しばらく見続けてしまいました。『川のささやき』という曲を聴いていると、自然と涙がこぼれて来て・・・


一昨年のちょうどこの時期、自宅で陶芸の作品展をした時、私のネンド生活30周年いうことで、ホームコンサートをしました。地元で活動されている方々と偶然知り合い、ヴァイオリン、ピアノ、ギターのトリオでした。ヴァイオリンとギターは持参なのですが、ピアノは私のを弾いて欲しいとお願いし、快諾を得ました。


なにせ、45年ぐらい前のものです・・・一応、ここ数年は調律していましたが、果たしてプロのピアニストの力に耐えられるものであるかどうかが一番の不安!下見をしていただき、大丈夫でしょうということで本番!


50人近くのお客様に来ていただき、約1時間・・・もう感激の一言でした・・・やっぱり生演奏はすごい!!吹き抜けの2階ギャラリーから見ていたピアノ教室の子供たちは、上から指のタッチが見えて良かったと言ってくれました。


毎年作品展には来ていた実家の母がちょうど風邪で咳がひどく来れないということで、後日録画を送ったところ、母のみならず、事の外父が喜んでくれ、「ほんとにこのピアノは00子のか??!」と驚いたそうで、コンサートを開いて親孝行ができたかな?・・・良かったとつくづく思いました。


マンションにいた頃、ほとんど弾かなかったので、一時は捨てようかとも思ったピアノ・・・それでも、足を捻挫して外出出来なかった時には、鬱々とした心を慰めてくれ、子供が小さかった頃にはアニメの主題歌を弾いたりして・・・さすがにずっと調律をしていないと、素人の私でも分かるぐらい下がった音があり、意を決して30年ぶりに調律してもらった時の綺麗な音には心が震え・・・


今では写真を飾る場所になっているピアノ・・・久しぶりに開こうかな!


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