9年ぶりの静けさ・・・

昨日おとといの雨で、庭の緑が色を増しました。そして、待ちに待ったアガパンサスが咲き始めました！

昨年までのこの時期は、年一回の作品展の直前で、顔が引きつっている状態でした。今年は冬に痛めた右腕の調子がイマイチなので、結局作品を作れず、作品展はしないことにしました。

例年なら、６月の終わりから７月の初めの一週間が作品展で、その後８月いっぱいお休み。９月から構想を練って、秋から試作をぼちぼち。、年が明けてエンジンかけて、乾きが早くなる春からラスト・スパートをかけて一気に仕上げ！！って言うサイクルで一年を過ごしていましたが、今年は違う・・・

昨年８月から義父の調子が悪くなり、介護認定の申請、介護施設の申し込み、ケア・マネージャーさんとの打ち合わせ、トイレの改修・・・で、あっという間に秋も深まったと思ったら、今度は長男の骨折で東京での４０日、帰って来てボ~ッとしていたら年末に腕を痛め、年明けには整形の帰りに足を捻挫・・・

何だかこれでもか！！って言うくらい色んな出来事が我が家を襲い・・・

さすがに３月には‘これではいかん！！’ということで、神社にお払いに行きました。

という訳で、作品を作れる状況ではないまま春が過ぎました。

それでも季節は音もなく移り変わり、誰に言われるでもなくキチンと花を咲かせ、疲れた心を穏やかにしてくれます。それがどんなに嬉しかったことか・・・

初めてだらけの出来事も、それがなかったら分からなかったことも多く、また経験出来なかったことも出来、悪いことばかりではなかったような・・・

さて、来年のアガパンサスはどんな気持ちで見れるのでしょう？