2010年2月3日水曜日

商魂


古くはクリスマスケーキ、母の日、バレンタインデー・・・ここ数年クローズアップされている節分の恵方巻きという行事を知ったのは、確か子供の幼稚園の行き帰りの通り道にある、持ち帰り専門のお寿司屋さんの幟でした。

‘恵方巻き?何それ?’そのうち、瞬く間にコンビニに広まり、知らないうちに国民行事のようになっていました。

考えてみると、この国の行事、イベントの多くは、そうやって広まって行く気がします。一つの地方の風習が全国展開の商売の風に乗って、日本の津々浦々まで・・・

先月の後半、ポストに恵方巻きのチラシが入っていました。確か昨年はなかったような・・・時々注文する美味しいお寿司屋さんのものでしたが、あえて買う気がなかったので、へぇ~と言うだけで片付けていました。

2~3日後、また違うチラシが・・・2番目に近いスーパーのお惣菜コーナーからのものでした。それは様々なバリエーションがあり、まさしく商売だなぁ・・・と感心して片付けました。

ところが、直後に義母が‘恵方巻き、恵方巻き、恵方巻きを注文しないといけない!’と焦っています。はぁ?昨日も書きましたが、元々お寿司の好きな義母、一番近いスーパーに注文するというので、それならば、せっかくなのでお寿司屋さんのにしましょうと、慌ててチラシを探すはめに・・・

かくして注文したお寿司を取りに行くと、カウンターの上には夥しい数の恵方巻きが・・・

へ~!皆さん、こういう縁起だけはかつぐんだぁ・・・と他人事のように言う私も便乗!いわしも明太入りのを買ったし、今夜はこれで決まり!!

歳の数だけという福豆、10歳で一つにしないと、ノドに詰まるかも・・・

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