2009年10月7日水曜日

台風の思い出・・・1

写真は朝10時半の気象庁の衛星写真より転載しました。
久々にすごい台風がやって来ています。明日はわからないので、とりあえず今必要なものだけと思って、10時過ぎにスーパーへ行くと、すでにレジは長蛇の列!みんなおんなじことを考えるようで・・・

さて、台風と言えば、記憶に残る2大台風!一つ目は、1991年9月27日の19号ですね・・・時間を追うごとにとにかく風が強くなり、私と息子2人で恐怖に慄いていました。‘パパはいつ帰るんだろうねぇ・・・。帰って来れるかねぇ・・・’と話しながら、コワさを紛らわすためにテレビを付けてご飯を食べていたところ!

突然電気が消え、真っ暗に!!次男は幼稚園の年少に入ったばかり、まだまだ赤ちゃんに毛がはえたようなもの、コワいのとテレビが途中で見れなくなったと泣き出し、いつまで経っても泣き止みません。ろうそくの火は余計怖さを助長したようで、畳に伏したまま目を顔を隠して泣いていました。

延々と泣き続けて、いつまで泣くの?と思っていると、いつの間にか泣き声が聞こえてこない・・・暗いのと泣き疲れで、ついにそのまま朝まで寝てしまいました。

一方パパは帰らず・・・その頃携帯電話があるわけでもなく、心配は募るばかり!広島駅から公衆電話で連絡をくれた時にはすでにJRは止まって・・・そこから30分近く暗い中、大きな通りには数々の看板が飛んで来て散乱し、バスセンターまでを歩いたそうで。

翌朝、幼稚園から休園の連絡。園舎の屋根がごっそり外れたとのこと!停電は復旧しめでたしメデタシと思っていた3日後・・・また突然の停電!‘何でなんで??’と思っていたら、海からの塩風で電線がショート・・・それからが大変の始まりでした。

その頃は生協に入っていたので、冷蔵庫も冷凍庫も来たばっかりの商品でいっぱい!幸いウチのマンションは水道が直に来ていたので、ガスと水は使える!ということで、朝から晩までキッチンに立ちっぱなしで料理しましたよ!

幼稚園が再開したというので、歩いて近くまで行くと唖然・・・!目の前の電線にはどこからか飛んで来た大きいトタン屋根がまるで洗濯物のように二つ折りで引っかかっているのです。そばの電柱にはそれと同じものがこれまた電柱を挟んで二つ折り!それを見た途端、これが真っ暗な中、一反木綿のように空を飛んで来たのかと考えると、足がガクガク・・・

いや~、今でも目に浮かびます・・・

数年後の台風の季節、どちらかの息子のクラスでその時の台風の話になったとか。誰かが‘ドラえもん’が途中で見れなくなったと言うと、そうだそうだと皆が言い出した!そうなんです・・・台風が来たのは金曜日、停電になったのは夜7時台、恐るべし!ドラえもん・・・

2 件のコメント:

ヴィオラ さんのコメント...

確かにそんな事がありましたね。
記憶の確かさに驚きました。
ご次男が年少さん、うちの娘は年長。

海辺の主人の会社が浸水して帰れず
車が塩水で・・・。少しずつ思い出して
きました(笑)

月のうさぎ さんのコメント...

いやぁ~、衝撃の事件でしたから・・・!自然の災害はほんとに甚大でコワいです・・・