2010年4月2日金曜日

昭和レトロの街めぐり


最近の義母のお気に入りは病院の後のランチ、義父が一緒の時は車椅子の関係でお店が限られるのですが、義母1人の時はどこでも行けるので、とても楽しみにしています。

さらにここ最近はそれにプラス午後のコーヒータイムが加わりました。

今日は帰りにどこへ行こうかと考えて、昔からある古い喫茶店に行きました。

レトロな喫茶店は私も好きなので、前から気になっていて、一度訪れた時にはビックリしました。

昔はここに行くのがハイカラと呼ばれたそうで、ホントにタイムスリップした感じです。

たまにはこんなのもいいね!と義母がフルーツパフェを注文したので、私もいちごパフェに!

待っている間、義母が娘時代に父親に連れられてこの店に良く来たと話し始めました。話せば話すほど、昔の記憶は甦って来て、次々と出るわ出るわ昔の話・・・

ついでに商店街も歩いてみようと言うことになり、結構長い通りを歩きました。昔は軍関係の施設が多くあったので、人口も多く、先程の喫茶店もこの商店街もにぎやかだったそうです。

しかし今は・・・残念ながら、シャッターが閉まったお店も多く、言葉通り閑散としています。

あそこはこうだった、ここはあぁだったと、昔の記憶を辿るようにあちこちに目を向けながら歩いて行った最後、大きなお肉屋さんがあり、コロッケやカレーパンをその場で揚げてくれるので、お店に入りました。

揚げてもらう間、義母はここは昔から有名で、何か集まりがあると必ずここにお肉を買いに来ていたとか、配達もしてもらったとか懐かしそうに話すので、お金を払う時‘義母が懐かしいって言ってますよ’とお店の奥さんに言うと、‘覚えてますよ、入って来られてすぐわかりました!’との返事。

30年以上も昔の話なので、義母もびっくり!!

最近だんだんと記憶が定かでなくなっている義母(私もそうですが・・・)、昨日のことよりも60年以上前の方がはっきり思い出せるんですよね・・・人間って不思議です。

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