2010年5月15日土曜日

最後のドライブ


ずいぶん昔のテレビCMで、‘車選びは人生’と言うようなうたい文句があったような気がする。

それが流れた頃は、‘ふ~ん、何でぇ?’と思っていた。

長男が小学校に入った頃、車をワンボックス車に変えた。

男の子二人と一緒にアウトドア生活をしたかったからだ。

マンションの駐車場に置いていると、近所の人が怪訝そうに、‘何か荷物でも運ぶの?’と聞く。

‘えっ、なんで?’‘だって、車が普通車じゃないから・・・’

‘いえいえ、普通車ですよ!’と、こんな会話が出るくらい、当時はまだワンボックスというのは少なかった。

しかしながら、ホントによく働いてくれました・・・

まぁ、ご近所さんが言うとおり、半分は荷物車だったようなものですが・・・

子どもたちがボーイスカウトの時は、あちこちに荷物を運んだり、子どもたちを送ったり、もちろんキャンプにも何回も活躍してくれました。

次男が高校でハンドボールをしていた時も、試合のたびに応援にも行ったし、一度は岡山まで練習試合に部員を連れて行ったこともあります。

私がよそで作品展をする時には、準備道具をすべて積んで行きました。

法事の時には親戚を7~8人乗せて、送ったことも・・・

今、乗せているのは車椅子。

残念ながら、義父の足がだんだん上がらなくなり、高いステップが難しくなってしまい・・・

今までのワンボックスよりちょっとステップの低い車が今日我が家にやって来ました。

今朝、休日出勤になった次男を乗せて、最後のドライブ。

ご苦労さまでした!色々と思い出をありがとう・・・

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