2014年12月24日水曜日

クリスマスイブ

今日はクリスマスイブですね!
子供が小さい頃には色々とやったものです。
飾り付けをしたり、お菓子を選んだりすること自体が楽しかったです。
しかし、もっと昔・・・
中学生、高校生の頃は別の意味でワクワクしていました。
キリスト教系の母校のクリスマスは、もちろんクリスマス礼拝です。
賛美歌を歌って、ゲストの方のクリスマスにまつわるお話を聞き、また賛美歌を歌って、その後キャンドルサービスがあります。
生徒ひとりひとりがろうそくを持ち、隣から隣へと小さな灯火を繋げて行く・・・
いやが上にも荘厳な雰囲気になるのです。
一番心に残っているお話は、どこかは忘れましたが、キリスト教系の大学でドイツ語の教授をされていた小塩先生のお話です。
先生が学生服時代ドイツに留学されていた頃、ひどいホームシックにかかり、1人アパートにこもっていたら・・・
突然「スキヤキソング」が聞こえて来たのです。
何度誘っても出て来ない先生のアパートの窓の下で、同じ異国の留学生の友人が大きな声で歌ってくれていたのです。
今は亡き坂本九さんの「上を向いて歩こう」、その頃海外では「スキヤキソング」として流行っていました。
先生は、友人の心暖まるクリスマスプレゼントに励まされ、無事ホームシックから立ち直られたそうで、その時のことが忘れられないと話されました。
そして私は、クリスマスが来る度、その時の先生のお話される姿を思い出し、それとともに「上を向いて歩こう」が浮かんで来ます。
ケーキを食べるも良し、プレゼントにワクワクするも良し、色々な迎え方がありますが、昔のことを思い出すクリスマスもたまには良し・・・
我が家を飾るトボケたサンタさんと一緒に思い出にひたります。

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