十より返る元の其の一

昔、お茶を習っていた頃、先生の口癖だった「お稽古は、一より始まり十に行き、十より返る元の其の一」、時々ふと思い出します。お稽古は繰り返し同じことを練習することで、前より少しずつ身体に覚えさせて行くということだろうと私は思っています。
長い間空白があっても、またやりだすと、段々勘が戻って来て、全く初めてとは違うんですよね・・・
身体が覚えるということはそういうことかぁ・・・と思いつつ、新年の所信表明としたい私！
しかし！！
私の身体はなかなかいうことを聞かない！
箱根駅伝に力をもらって、昨日久しぶりにスロージョギングに出発！
ちょっと遠出をしようと、緩い峠のある道を選択。
登り坂の向かい風では、あの服部君の気持ちを思いながら、どんなに辛かったんだろうと黙々走る。
峠を下ると目の前は海！
これが見たくて頑張ってるんだぁ！と自分を励まして黙々走る。
一から十まで、十より一に、何度でも繰り返し！
人生山あり谷あり、今年もボチボチ行きまひょか！