まぁ、それが分かっていてここまで続けているのですから、仕方がないのですが、それでもやっぱり毎回繰り返しです。
ちょうど一年ぐらい前に温度計のメーターを替えました。
その時に写真も載せたのですが、以前は昔のアバウトな針、10度単位で、メモリの間も小さく、老眼鏡が必需品の私にはいささか読み難くなっていましたが、新しいのはデジタル表示で、字もメッチャ大きく、遠くからでも良く見えます。
1度単位で、誤差も少ないのがウリで、確かに正確です。
ただ・・・あまりに正確過ぎて、毎回検温の時にドキドキするのです。
低温の時はまだ良いのですが、1000度を越えたあたりから、刻々と上昇するデジタル表示に血圧も上がりそうな・・・
予定は1240度、その時点で40分間維持するという方法、1200度もの高温になっても、たった2~3度で釉薬の溶け具合が違って来ます。
10度も違ったら大変!!
なので、低温の場合はまだ焼き直し可能よいうことで、ついついセーブしてしまう傾向にあります。
先週の金曜日の本焼き、翌土曜日の朝張り切って窯を開けると、4分の3ぐらいは失敗・・・
失敗と言っても、割れたわけではなく、温度が足りずに釉薬が溶け切っていなかったのです!
結局、連続で土曜日も焼き直しを兼ねた本焼き、今回は慎重に慎重に、かつあまりセーブしないように、最後は暗い中付きっ切りで温度管理!
夜もあまりぐっすり寝られず、昨日の朝、カフェに行く前に窯を開け、何とか上手く行ったのを見てホッと安心・・・
しかし、まだちょっと気になるものもあり、今日3度目の正直で焼き直しも含め、新たな作品を本焼き。
さてさて、明日の朝はどうなりますか・・・?
これだから、また食いしばるんだよねぇ・・・
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