先日も書いた通り、ミシンが故障してしまい、悶々として過ごした数日、今日修理に来ていただきました。
なぜ、悶々としていたかと言うと、もしかしたら今回はアウトかもしれないと思っていたからです。
昨年春、分解掃除をしてもらった時に、今度何かあったら部品がありませんと言われ、大事に使っていたつもりなのですが、なにせ28年を過ぎ、もう限界に近くなっていました。
結局、モーターベルトがダメになって、ほとんど修理は不可能でした・・・
ロックミシンはまだ大丈夫だったのですが、こちらは老眼のせいで、糸が切れたら大変!
糸通しが複雑なので、ヘトヘトになっていました。
そんなこんなで、ミシンもロックミシンも買い替えることになってしまいました。
出来るだけ早い方が良いと言ったら、在庫確認で明日の午前中には届くことに!
両方を下取りするということで少し安くしてもらったのは良いのですが・・・
と言うことは、‘じゃぁ、今日明日には持って帰るんですよねぇ?’‘はい、そうです’
その言葉を聞いた途端、あまりにも予期せぬ事態に、突然涙が溢れて来たのです。
ミシン屋さんは何が起こったのかわからず、黙って片付けを続け・・・
思い起こせば、この28年間、私の服はもちろん、子供の服、エプロン、幼稚園のバッグ各種、リュック、今も作り続けているお寺の作務衣・・・などなど、いつもこの二台のミシンとの共同作業でした。
この二台があったからこそ、安心して何でも出来たと言っても良いくらいに大好きなミシンでした。
そんなことが次から次へと頭に浮かんで、もう危ないと分かっていながらも、これからもずっと私のそばに存在して行くような気になっていました。
自分でも、こんな気持ちになるなんて思ってもみませんでした・・・
最後に写真を撮って、お別れをしました。
明日には新しいミシンが来て、ゲンキンな私は古いミシンのことなんかすぐ忘れるかもしれない・・・
でも、今回のことで、やっぱり私はミシンが好き!ということも再確認しました。
これからは、老眼の私でも楽に操作が出来て、縫うことに専念出来る相棒と一緒にまた楽しいソーイング・ライフを続けたいと思います、。
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