2014年7月2日水曜日

タイムスリップ

義母の掛かり付けの医院の建物は、かつて陸軍病院でした。
ということは、すでに7〜80年はゆうに経っている建物なのです。
結婚して初めてこのあたりを通った時この建物を見てビックリしました!
外壁は白いペンキが塗られた木の鎧張り、窓枠も木の格子で色は淡い水色、しかも超長い総二階の素晴らしい洋館で、何処か異国にでも紛れ込んだような雰囲気でした。
その後建物の中に入ると、まさにそこは時が止まったような空間・・・
診察室へ行く扉を開けると、真っ直ぐに続く長い廊下、おそらく今ではほとんど使われてないであろう部屋が並んで、思わず映画のロケセットかと間違えそうな雰囲気!
患者さんは義母のような高齢者がほとんど、先生もすでにご高齢で、双方は「阿吽」の呼吸の関係です。
「医は仁術」・・・この建物にはこの言葉が似合います。

0 件のコメント: