2014年4月28日月曜日

それでもやっぱり・・・

先日同級生のSちゃんがこの本を貸してくれました。ご多分に漏れず、私もしっかりユーミン世代です!
たぶん私の方が二つぐらい年下ですが、どうしてあのような詩が書けるんだろうと、一応"花の女子大生"だった当時、ずいぶん考えたものです。
まぁ、所詮基本となるものが違うのですから、当たり前の話なのですが、どんなに背伸びして、可能な限りの想像力を駆使しても、私には浮かんで来ないフレーズに乙女心はときめいたものです!!
大学3年の秋休み、東京の大学生となっていた同級生のKちゃんの所に遊びに行った時のことです。
まだオープンして間もない渋谷のパルコを物珍しそうに歩いていました。
突然、駐車場からの通路のドアが開いて人が出てきたのでちょっとビックリして立ち止まったら、次に出てきたのが何とユーミン!!
ウグイス色の着物に髪はきっちりアップにして小さいお団子にまとめ、丸いかんざし一つ・・・
それだけで充分ユーミンでした!
一瞬ハッとして、声が出そうになったのを必死で飲み込み、ちょっと会釈して通り抜けてしまった私、その後すぐに私達の後ろで沢山の人の「ユーミンだ!ユーミンだ!」の声が聞こえて来ました。
あぁ、握手してもらえば良かったのにぃ・・・と後悔しても後の祭り!
素直じゃない(じゃなかった、今は少しは素直)私の青春の想い出です。
本は、アルバムごとにその年代の出来事と合わせて後付けのような解釈が続きます。
そうかぁ、そうだったのかぁ・・・
今の女性に良くも悪くも多大な影響を及ぼしてるなぁと納得する頁も随時にアリ。
でもやっぱりスゴイと再認識したのも事実!
何がどんなに変わろうと、常に自分のスタイルを保ち、かつ、時代の風を読み、しなやかに、したたかにその風に乗って舵をきる、変幻自在の魔女!?
だとしても、それでも、やっぱり、スゴイ!!

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