モノを作るということ

昨日、歯医者さんの帰りに久しぶりに手作りハム屋さんに寄りました。
おかげで夕食はもちろんポトフです！
桜のチップで燻されるベーコンは香りが良く、とろけます・・・
ごちそう様でした！！
ミュラー・オオタニと言うそのハム屋さん、週二回木曜日、日曜日がお休みですが、不定期に休まれるのでなかなか寄れません。
と言う話をしたら、もう一日休みを増やそうかと思う・・・と言われビックリ！
えっ！！どうして？？と聞くと、休みは二回でも、その日に作るので、結局休みがないと・・・
今年は熱中症にもなり、扁桃腺も痛め、疲労でバテバテだとか・・・
そう言われて納得！
考えてみれば、私もそうです。
作品展に並べてしまえば、後は見ていただくだけなのですが、そこに至るまでは、ネンドを練るところから始め、成形、削り、半乾燥、窯入れ、素焼き、窯出し、釉薬付け、窯入れ、本焼き、窯出し・・・完成!!
という一連の作業が毎回、大きさに関わらず、大鉢でも箸置きでもあります。
肉の塊からハム、ソーセージになってこのショーケースに並ぶまではいったいどんな工程が繰り返されるのだそうか・・・？！
その時間と手間でこんな美味しい「作品」が生まれるんだなぁ・・・と思うと、ますますかみ締めたくなります。
身体を壊したら元も子もありません、どうぞ、お休みください・・・
さて、我が家でも秋の収穫で大忙し！
引っ越してからすぐに植えたオリーブ、苦節十年？・・・やっと、やっと今年「収穫」と言えるぐらいの量が取れました。
花は毎年ビッシリ咲いて、期待に胸が膨らむのですが、結局取らぬタヌキの皮算用・・・
数年前に身分証明書まで持参して買った苛性ソーダの出番です！
しかし、オリーブの塩漬けも完成するまでにかなり長～い道のりがあり、これは全てオリーブ好きの夫A型担当。
一日３回水を替えながら苛性ソーダであく抜き、それが終わったら塩を数％ずつ増やしながら漬けて行くそうで・・・
レシピ通りやっていましたが、まだあくがあるようで、後は塩漬けを気長に待つことに・・・
モノは違えど、モノ作りは大変です。
オリーブの後は、木瓜の実のジャム作り（只今蒸して冷凍中）、その後はカリンのジャム、蜂蜜漬け・・・
先はまだ長い・・・