2017年1月31日火曜日

ら抜き言葉

本のタイトルからしてギョッとするけれど、藤沢周平が印象付けるために使ったらしい。
先日、たまたまテレビの書評番組を観ていたら、内館さんが出て話されていたのが面白くて古本を購入しました。
私も「これはおかしいんじゃないか?」と思う言葉が結構あって、興味津々でした。
ところが、初っ端に上げられていたものが「ら抜き言葉」です。
今はコレが何だか勿論分かりますが、結婚して夫A型に指摘されるまで何のことか分かりませんでした。
私は、しゃべり始めた時から「ら抜き言葉」だったようで、それに対して何の不思議も覚えず、周囲の人に聞いても同じでした。
名古屋辺りでは方言だそうですが、広島弁もそうだと勝手に思っています・・・
もちろんコレは口語、話し言葉の時しか使わないので、文章では使ってないつもりですが・・・

自分だってそうなのですから、偉そうに言えたものではありませんが、それにしてもヒドいと思うことが多々あるので、いったい何が正しいのか知りたいと思いました。

読んで行くと、なるほどと思うことがたくさんあり、自分が不愉快、これはおかしい、何か変と感じていたことを多くの人もそう感じていたことにホッとしました。

しかし、改めて目にすると、あまりにも変な言葉が身の回りに溢れていて、いつの間にか自分も知らず知らず使っているかも・・・と、ちょっと喋るのが不安になります。

言葉は時代と共に変化するとも言いますが、変化させてはいけない言葉もたくさんあるんですよね・・・

自分が一番気を付けなくてはいけませんね!

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