2015年12月5日土曜日

どうしようかなぁ・・・

一昨日、本焼きをしました。
とても風が強い上、なかなか思うように温度が上がらず、いつものことながらヒヤヒヤしっぱなし!
何とか後半になって上がり方が追いついて来て、予定時間ぐらいで焼きあがったのでホッ・・・!
でも、中がどうなっているのかは当然分かりません。
頭の中は悪い状況しか浮かんで来ません・・・困ったものです。
1240℃で終了して一夜置いて、60℃弱になったところでフタを開けるとホワァ~ッと温かい空気が一気に外に!
ちょっと置いておくと、温度が下がるので、さぁ窯出しです。
一段目、まるで保温器から肉まんを出すように、出来たてホヤホヤの器たちを手にとると、ホンノリした温かさと共に、昨日までザラザラで艶のひとかけらもなかった粘土が輝いています。
この一瞬がたまりません!!
何とか一段目は上手い具合に焼けていて一安心・・・
でも、次の段はどうか?
重い棚板を持ち上げ、下の段が見えて来る度またドキドキです。
今回は、お店から頼まれていた薄いお皿が6枚入っているので、大小合わせて6段、毎回このヒヤヒヤの繰り返しです。
今回のお皿は、以前作ったお皿の大きいサイズ、これが結構大変なんですよねぇ・・・
このサイズは初めてなので、色々心配あり!
結局15枚作って、素焼きが出来たのは8枚、その内、本焼きまでたどり着いたのは6枚・・・
取りあえず割れずに焼けたものの、私が納得出来る(偉そうに!)良い温度帯で釉薬が溶けているのは2枚かなぁ・・・
お店に連絡したら、一応全部見せて欲しいと言われ、今、JRの中!
有名な大作家さんのように、何百個も作って気に入ったのが3個、後は全部叩き割るなんてことは出来ませんが、どこまでやってもキリがありません、ハァ~・・・

0 件のコメント: