生きること 食べること

昨日、今日は実家です。
昨日は毎月恒例の病院巡り、その後臨時で父の歯科がありました。
この数ヶ月、食事中に入れ歯が外れて、とても食べにくそうなのです。
最近痩せたので、たぶん歯茎も痩せたんだろうなと思い、しかし、一昨年作り替えた入れ歯、この歳でどうするかなぁと思いながらも行きました。

何十年も前から通っている歯科なので、今までのことは全て分かります。
先生が、「上の方は少し締めたら良くなったけど、下はなかなか合いにくい。でも、下だけ作り替えましょう」と言って型取りをされました。
今年91才になる父、作り替えてもらえるのかなぁと心配していましたが、そう言ってもらえてホッとしました。

父の食欲は旺盛で、自分で箸を上手く使って、美味しい美味しいと言って、とても意欲的に食べます。
見ていてこちらが嬉しくなるほどです

なので、何とか自分で食べることを続けさせたいと思っています。
何でも美味しいと言い、桜を見て綺麗と言い、数分後にはまた一から同じことを聞き、毎日が新しい日に感じているのか・・・⁉️
父を見ていると、以前観た映画「博士の愛した数式」を思い出します。
こんな日がいつまで続くのかなぁと思いながらも、今日も美味しそうに華チラシを一生懸命食べている父を見ています。